もちもちおです。
前回の「精神的にまいってる人へ。小は大を兼ねる。」の中で、駅まで1人で行くための方法っていうか、心構えを話させてもらいました。
玄関を出て、駅まで歩いて、その途中でしんどくなったら、そのまま家に引き返せばイイんやで。ほんで、次の日にでも同じチャレンジをして、昨日引き返した場所よりも、1センチでも駅に近づいて、そうやっていくうちに、いつか1人で駅に着いて、電車に乗れるようになる、みたいな感じの話。
っで、こんなことを書くと、読んだ人の中には、途中で引き返したら、「負け」たことになって余計にしんどくなる、みたいな気持ちになる人も居ると思います。
でもこういうチャレンジするときは、勝ち、負けは考えたらあかんって思う。勝ったら万歳、負けたらショボンではあかんと思う。勝ち負けじゃなくて、1歩踏み出したことだけ喜んでればイイんちゃうかな。
勝つ負け考えてるときって、完璧にやることしか頭に無い状態とちゃうかなって思う。完璧って無理やと思う。完璧なことって無いと思う。完璧にやりました!っていう人がいるけど、僕からしたら、へぇ〜そうなの?って感じになる。たとえ完璧に出来たとしても、必ず次の挑戦が待ってることって世の常です。さあ、次はこうして、次はこの部分をバージョンアップしてとか言われる。っていうことは、完璧なんて無いんやと思う。
先日、民間ロケット「カイロス2号」が和歌山県串本町で打ちあげられたんやけど、結果失敗やった。打ち上げて途中3分までは飛んだんやけど、途中でトラブって、仕方なく自動で中断の措置(爆破)を取られてた。
この打ち上げを地元の人たちが観てたんやけど、打ち上げ発射後の3分までは、ロケットがちゃんと飛んでるわけやから、見物してる人たちは、うぉーとか言って喜んでた。でもトラブル回避出来へんと判断し、3分後自動爆破されたとき、ある見物人のコメントがこうやった。
「前回(1号)の飛行よりは良くなってる。次回(3号)に期待します!」
正確にはこうじゃないけど、ニュアンス的にはこうだった。コレなんよ、大切なことは。打ち上げ失敗は負けじゃない。失敗したことは、挑戦したということ。負けじゃない。次に継ってるでしょ。次また挑戦するんでしょ。
「諦めてないなら負けではない」
駅までの道を引き返しても、諦めず明日また挑戦したら負けではありません。もっというと、今日引き返したから、また明日も生きていけるってことにもなる。
「挑戦してるうちは負けはない」
そう思ってます。
ほんじゃまた。読んでくれてありがとうございます。
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