March 10,2025
昭和の噺家、もちもちおです。
■起床
目覚めたのは遅かった。なんともはや、一日を半分以上損してしまったような感覚。原因はわかっている。悪夢を見たのだ。
それでも、気を取り直してベランダに出る。アイスコーヒーを片手に、空を見上げる。昨日よりは幾分か暖かい。このまま春の陽気が続けばいいのに、と心から願う。感謝の気持ちがふつふつと湧き上がってくる。
■ホタテ揚げ
今日の昼食は、人生初のホタテ揚げに挑戦することにした。フライパンに油を注ぎ始めた途端、妻から「多過ぎよ」と声がかかる。さすが、長年の経験からくる勘は違う。感謝しかない。
■外は雨
外はあいにくの雨模様。買い物に行くか迷っていたけれど、結局やめることにした。家にいる方が、心穏やかに過ごせる。こんなささやかな幸せに、感謝せずにはいられない。
一日を通して、ささやかな出来事の中にたくさんの感謝を見つけることができた。悪夢を見た朝も、妻の的確なアドバイスも、雨の日の静けさも、すべてが私にとってかけがえのないものだ。